命が輝く世界を創るむすびす株式会社 (旧アーバンフューネス)

《知らないと損をする!》アーバンフューネスが実践しているGoogle 対策!

Googleによるインターネットの検索結果の改善で、
葬儀業界も「信頼性と分かりやすさ」が求められる時代へ

(株)アーバンフューネスコーポレーション
代表取締役社長兼CEO:中川 貴之

ネット上には、
「〇〇で健康になる」「海外セレブの〇〇ダイエット」「〇〇食材は毒」「〇〇で薬を飲むな」「〇〇でガンが消えた」など、デタラメな医療・健康情報があふれています。
誤った記事やエビデンス(根拠・証拠)に基づかない情報を信じた結果、健康被害に遭ったり、治療が手遅れになるケースがあとを絶ちません。

こうした情報を流しているのは、主にアフィリエイターやWEBライター、ブロガーなどと呼ばれる人たちで、その大半は専門知識がありません。
彼らはウェブサイトを運営し、アフィリエイト広告(成果酬型広告)で収入を得たり、特定の企業に都合のいい記事を書いて報酬を貰っています。

しかし、インターネットの仕事は単価が低く、仕事の選り好みはおろか、いちいち正確な情報を調べて記事を書く暇もありません。
聞きかじりの曖昧な情報。家族や本人が病気で興味を持ちそうな内容。
雇い主の言いなりに記事を書き、検索エンジンに引っ掛かりやすいSEOを行なって、ユーザーからのアクセス数を稼いでいます。

大手インターネット運営会社の医療健康情報サイトで、医学的知見のある専門家による監修がなされていない記事が、大量に公開されていたことが社会問題となり、サイトが閉鎖に追い込まれた件も、専門知識のないWEBライターの記事が原因でした。

現状に危機感を抱いた世界最大のインターネット検索サイトGoogleは、昨年12月、医療や健康に関するWEBページの検索評価方法を刷新。

毎日数百万件以上検索されている、医療・健康関連の日本語コンテンツを、医療従事者や専門家、医療機関等から提供されている、より信頼性が高く有益な情報が検索結果で上位に表示されるように改善したと伝えています。
今回の影響についてGoogleは、「医療・健康に関連する検索のおよそ 60% に影響する」と説明しています。

これは、「正しくない情報」「大げさな表現」「紛らわしい表示」「専門家を騙る偽者」は、ネット上から排除されることを意味しています。
Googleの検索エンジンの調整は、医療・健康だけでなく、他の分野にも広げていくとアナウンスされています。

葬儀業界においても、あきらかに専門家ではない人間が書いたと推定されるネット記事を目にします。
また、消費者の葬儀に関する知識不足や、不安な気持ちにつけ込んでいるとしか思えないWEBページも存在するようです。

近い将来、Googleが医療・健康関連のコンテンツに行なったような対策を葬儀関連でも実施すれば、不確かな情報や曖昧な表現を掲載している葬儀事業者のWEBページは、ネット上から排除されてしまいます。
あるいは、WEBページ内に葬儀業界の専門用語が多用されていて、一般ユーザーの検索や訪問に考慮していない場合は、検索でページを見つけることは難しくなります。
せっかく大金を投じて制作したホームページも、検索エンジンに引っ掛からなければ存在しないも同じです。

そうなる前に、私たち葬儀事業者が取り組まなければならないことは、葬儀をはじめとする人生の終焉期に関わるライフエンディング・ステージの専門家として、お客様に「正しい情報」を提供することです。
正しい情報とは、お客様を葬儀事業者に都合のいい方向にミスリードするWEBページではなく、お客様ご自身が葬儀について取捨選択できる有益な情報を、積極的に整理・公開することです。

さらに、私たちがごく日常的に使っている葬儀業界の専門用語も、一般ユーザーに分かりやすい表現に変える工夫も必要になります。

例えば、「直葬・火葬式」という言葉。
これは厳密に言えば「葬儀」ではありません。

葬儀業界の専門用語として、葬儀を行なわないご遺体の火葬に際して、名目的に使われてきた言葉です。
しかし、葬儀事業者もネット広告を行なうようになって、詳しく説明もせずにWEBページに掲載されていることも多く、葬儀社によっては「直葬・火葬式」があたかも割安な家族葬の一つであるかのように印象
操作している場合すら見受けられます。

今後、葬儀社のWEBページでは「直葬儀・火葬式」について、もっとお客様にわかりやすい説明が必要になるでしょう。
そうすることでお客様は、「葬儀を行なうか」「葬儀を行なわないか」を取捨選択できるようになります。
「葬儀を行なわない」ことを選択したお客様は、イメージしていた「葬儀」とかけ離れていることの後悔
や、ネット上のクレームなどの書き込みが解消します。
逆に、「葬儀を行なう」お客様に対しては、葬儀社も正当な利益を上げられる葬儀プランをご提案できるはずです。

Googleの世界最高水準のAI(人工知能)は、膨大なビッグデータを解析し、曖昧で不確かな情報を一瞬で弾き出してしまいます。
それは文章だけにとどまりません。リッチコンテンツと呼ばれる写真や動画も認識することが可能です。同じ写真の使い回しや、レンタルのイメージ写真などは簡単に判読されてします。
これからの時代、葬儀業界も消費者にとって価値ある情報を、きちんと正確に伝えて、質と量をちゃんと届けることが求められるようになります。

Googleの検索エンジンのアップデートは、こちらの都合などお構いなしに突然、実行されます。
ある日、自社サイトがインターネットの検索サイトから消え失せてしまう悲劇に見舞われる前に、「正
しい情報」を公開するための準備を進めておくことが大切です。

ユーザーがあなたの葬儀社のWEBサイトを見つけるために使用している検索キーワードのリストは、Googleが提供している「Search Console(サーチコンソール)」という、WEBページのパフォーマンスを監視、管理ができる無料ツールを使えば簡単に確認できます。
そのリストが専門用語で占められていたり、エビデンス(根拠・証拠)に基づかない情報ばかり掲載されていたら、一般ユーザーの多くはあなたの葬儀社のWEBサイトにアクセスできていない可能性が高くなります。

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